香港から中国へ
第七回
さて、中国旅行記の最終回です。
屋上から見ると工場の敷地内に畑があります。
ここで取れた野菜が食事に出ます。花は工場に飾られます。
朝工場に出勤してくる人たちです。雨の日にはポンチョのようなカッパをかぶってきます。
ほとんどのひとが自転車ですがオートバイタクシー(オートバイにリヤカーをつけ幌をかぶせたものと思えばよい)に
相乗りで来る人もいます。この工場に2000人の女子従業員がいて工場内の寮にいるひとをのぞいては
毎朝、門の所に殺到しています。写真はまだ早いときなので少ないです。
社内のラインの写真です。ワンフロアーに1000人近い人がいるそうです。遠くのラインはよく見えません。
女の子ばかりで中学生くらいの子がいると思っていましたが日本の感覚と5才ほど違うようです。
小柄で純朴な感じがしているので、若く見えるようです。
食事は2交代制でベルが鳴ると出口に殺到します。
食事は現地のスタッフクラスと一緒に食べました。
階級というか仕事や立場によってはっきりと区別されているようでした。
食事ははじめの頃は5、6品のおかずの中で2品ぐらいしかおいしいと思うものはありませんでしたが
最近は日本人の好みがわかってきたようでだいぶおいしくなりました。
前回夜明けの写真を載せましたが完全に晴れた日の夜明けの記憶がありません。
また、夕日の写真がありませんがこれは、日が沈む時間に暇だったことがないと言うことです。
中国に行く前は、休みの日に観光をしようとか思っていましたが仕事に追われそれどころではありませんでした。
工場で生産しているカメラです。
そして、この6年間に設計したカメラです。派生機種を入れればもっとたくさんになりますが・・・�B
手巻きのカメラを生産するぐらいの会社をなんとか日本メーカーのOEMで
ズームカメラを生産できるようにしてきましたが(けっしておおげさではありません)会社内の権力争いでおかしくなってしまいました。
現在はこの会社からはなれています。また、一から出直しです。
ということで、香港から中国へはこれでひとまずおしまいです。
見に来てくださった方々に御礼申し上げます。これからも、違う会社の工場のある中国へは行きますので、
またつづきをかきます、よろしく。
2回ほど休んでから世界最大のカメラショウ、フォトキナの旅行記を載せます。こちらは写真がたくさんありますので
ご期待ください。
ありがとうございました。