よくいらっしゃいました、わたしはこれまで、大学卒業以来カメラの設計をしてきたわけですが
このまま終わると、フィルムカメラの設計というものが忘れられていきそうなので
この場を通じて足跡を残していきたいと思います。
すでに10数年が経過しデジタルの世界では二昔前になってしまいました
当時を知っている人も
クレームを付ける人もいないでしょうから
ここに載せます
10数年前に設計したミラーボックスです
秒間7コマのミラーボックスです
試作で動作を確認しましたがそれで終わりです
2000倍の高速ビデオで動作確認しましたが、AF用のミラーは
バウンドもまったく無く吸い付いたように止まり、測距前の測光時間が取れるように確実に動作していました
この機種はメーカー初の一眼レフなのに、
某一眼レフメーカーにいた、かなり偏屈の
プロジェクトリーダーが世界一の一眼レフを作ると言ってあれもこれも入れたので
開発費と製造コストが合わず中止となりました
製造経験も無いところに最高機種とは現場を知らないアホウドリです
(アホウドリ、信天翁、に失礼ですが)
大衆機から入れば一眼レフメーカーになれた会社でしたのに残念です
この間に中国メーカーより、一眼レフカメラの設計依頼が3社ほど有りました
1つはミノルタの一眼レフカメラを作っていた某社ですが
後の2つはディーゼルエンジンを作っていた会社などカメラとは関係ない会社でした
このディーゼルエンジンを作っていた会社は中国政府の肝いりで一眼レフを作るのだと言って、
広東省のお偉いさんを打ち合わせの席に連れてきたりしていました
仕様の打ち合わせに中国まで行きました、
しかしながら、フルサイズはもちろんAPSサイズの撮像素子も
メーカーが中国メーカーには売らないという方針だったので中止になりました
ディーゼルのメーカーは仕方が無いので
後にニコンが採用した1インチのCMOS(アメリカのメーカー製)で作ろうとしましたが
このCMOSもうまくいかなかったようです
この3社のどれもが、元オリンパスにいたとか元ミノルタにいたという人の紹介でした、
かなりの手数料を取っていたようですがいつの間にか音信不通になってしまいました
一眼レフの製造ラインの検査機器その他だけでで数億かかると言われていましたし、
私は設計だけですので生産技術者、品質管理者がいないので、中止になって良かったとも言えます
ニュースタイルの一眼レフをデザインしろと言われてやってみました
中身は検討してありません
まあ、一夜の夢と言ったところです
最近、ソニーEマウントレンズ用のレンズの設計をしましたが
こちらはまだ秘密保持契約がありますので公に出来ません
現在も現役でメカニズムの設計をしています
分野を問いません、スピーカーも天文関係も設計しています
つい最近、50キログラムのもののサポートを設計しました
また、インスタントカメラも設計しました
アイデアがありましたら、連絡してください。形にします。
3Dプリンター用のデータも作成します
設計した物は試作手配もできます
物によっては金型手配もできます
協力会社が香港にもありますので、中国への手配もできます
協力工場で組み立てもできます(国内、中国も可能)
主な取引先
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2020 Limited (Hong Kong)
虚空蔵 開発設計